【京都てらなび】延命山 實成院(じつじょういん)

實成院

日蓮宗妙顕寺の塔頭寺院。妙顕寺は9つの塔頭寺院をもつ(久本院、十乗院、泉妙院、法音院、恩命院、善行院、本妙院、實成院、教法院)

日蓮宗妙顕寺は京都における日本最初の日蓮宗道場で、元享元年(1321年)に日像が今小路に開創した。その後、移転再建を重ねる。天文17年(1548年)二条西洞院(妙顕寺城跡付近)に再建された後、天正12年(1584年)豊臣秀吉の命により、洛中整備によって現在地に移されて今に至る。

京師地圖 : 全 : 中昔の一部

「京師地圖 : 全 : 中昔」のオモテ中央上端に移転前の寺地(国際日本文化研究センター)

元禄九年京都大絵図の一部、妙顕寺

「元禄九年京都大絵図」の中央上部に移転後(現在地に同じ)の寺地(国際日本文化研究センター)

 

實成院

山門

實成院

【名称】 實成院(じつじょういん)
【住所】 上京区寺ノ内通新町西入妙顕寺前町