契約事例:本堂と庫裏が繋がっているA寺院
火災や地震に備えたいA寺院
本堂と庫裏が繋がっているA寺院で、現住職はこれまで災害や建物に損害が無かったので、火災保険には加入されていませんでした。しかし、最近のニュースでの災害や地震などの報道で万が一があった場合に、寺院の預貯金や寄付金では十分ではないと考えられていました。
評価鑑定
A寺院 | 保険金額 | ||
建物 | 構造 | 新価 | 時価 |
本堂 | 7000万円 | 6400万円 | |
庫裏 | 1100万円 | 700万円 | |
山門(塀を含む) | 400万円 | 200万円 | |
A寺院は、本山の境内にある塔頭で10メートル以内に隣接している民家はありません。 |
「寺院専門のアドバイザーが提案する加入方法」
各保険会社から販売されている火災保険の商品は基本的な補償は類似していますが、各保険会社に特色があります。地震が発生した場合、本堂や庫裏などが心配に思われる住職が数多くおられます。地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険のとセットで契約する仕組みとなっています。そして、住居部分がないと地震保険は加入できません。
しかし、庫裏と本堂や客殿と本堂が住居部分である庫裏と構造上一体となっている場合は、地震保険に加入することができます。また、地域のハザードマップを参考に補償内容である水害補償の検討や鉄筋コンクリート造りの寺院建物であれば、全焼するリスクが低いことから保険金額の見直し等、様々な加入方法があります。