年末年始大雪に注意、H29の大雪では大きな被害も

大雪に注意

積雪による屋根や樋の被害がありましたらお知らせください。

平成29年の1月14日から16日の大雪は、京都でも1954年以来61年振りとなる20cmを超える積雪を記録しました。市内でも雪の影響で交通障害や停電などの被害が発生していました。

火災保険の雪災補償があれば、自己負担無しで修理することが可能です。しかし被害確認は落雪や落氷の危険を避け、除雪でのケガにも充分ご注意ください。

被害があれば、どんなに小さいものでもご連絡ください。

主な雪害

雪害の主なものとしては、雪の重みによる雨樋のゆがみや破損、テラスやカーポートの屋根材(波板やアクリル)の破損、屋根からの落雪による建物の損壊などがあげられます。

知ってましたか?2011年以降、火災保険の支払い額は「火災」より「自然災害」の方が多い傾向が続いています。自然災害の中でも、風災と雪災が大部分を占めます。

火災保険金支払い状況2013年総額2,449億円) 火災、落雷、破裂・爆発~389億円、自然災害~1,675億円、その他~384億円

自然災害による支払い状況2013年)風災・ひょう災~304億円、雪災~1,285億円、水災~86億円

(損害保険料率算出機構「火災保険・地震保険の概況」より)

寺院に良くある被害としては、屋根の破損雨樋の歪みがあります。突発的な積雪による雨漏りが補償されるケースもあります。

修理について

支払われる保険金は原状復帰の費用(ご契約によってはその一部)ですが、屋根・雨樋修理などの場合は高額な足場工事代金も含まれます。修理に際し減災リフォーム(雪止め設置や古屋根の葺き替え)なども併せて行うと、この足場代金などを節約しつつ将来の自然災害に備えることも可能です。自己負担は増えますが防災・減災の面で検討をおすすめします。

「保険金で無料で修理できる」と強引な勧誘をする業者には注意が必要です。安心してお任せいただける施行会社選びについても、気軽にご相談ください。

日本損害保険協会「修理に関するトラブルにご注意」

雪災に限らず自然災害で何らかの被害がありましたら、すぐにご一報ください。

ご契約外のご寺院さまも、修理業者の手配や今後の対策でお手伝いできることがあるかもしれません。
ご相談をお待ちしております。